自分でできる便秘解消法
朝はもっとも便意が起こりやすい時ですので、朝、目覚めたらそのまま体を動かすことで腸は刺激され、さらにトイレに行きたくなるでしょう。
目が覚めたら手足を伸ばし大きく背伸びをします。呼吸は止めずにゆっくりしましょう。うつぶせになって膝を曲げながらかかとでおしりを叩くことを左右交互に20回程度行います。
次に仰向けになり、片膝を胸に押し付けるように抱えてももの裏側を伸ばすことを、左右交互に3～5回程度行います。さらに上半身だけ起こし、座ったまま腰を左右交互に20回程度、軽くリズミカルに叩きましょう。
お腹をマッサージする便秘解消方法もあります。横になった状態、または夜寝る前などに、便がたまることの多い部分であるS状結腸を押して刺激してみましょう。方法は、ヘソの左下を重ねた両手で軽く数回押すだけです。
さらに、ヘソの周りを中心に右の助骨ラインから時計回りにのの字をかくように2～3周さすったあと、背筋を伸ばして腰の下から背中まで両手で上下にさすります。腰の血行をよくすることで腸の動きを活発にさせます。
これらは毎日寝る前などに行うと腸のリズムができてきます。トイレ自体をより快適に、よりリラックスできる場所にしておくことも便秘解消方法の一つです。不衛生であったり不快な臭いがしたりしてはリラックスできませんので、トイレは常に清潔で快適な空間にしておきましょう。