便秘の改善・解消法

便秘を解消するツボ

東洋医学の考えであるツボは全身に600種類以上あると言われ、さまざまな症状を改善する効果があり、便秘を解消してくれるツボもあります。

 

手首の小指側の小さい骨の横、手首の骨とすじのくぼみのところにある「神門」というツボは自律神経に作用し、胃腸の運動障害に効くツボで腸の運動を活発にして便秘を解消します。親指を立てて強めに押します。

 

また、手の甲側の親指と人差し指の付け根の骨と骨の交わるところの内側にある「合谷」というツボが大腸の機能の調整に効き、排便を通して体の毒を外に出す作用を活発にしてくれるツボです。少し痛みを感じる程度に押します。

 

さらに、腕の内側の真ん中、手首から指4本くらいのところにある「間使」というツボは腸の蠕動運動に効くツボで排便を促し、便秘を改善してくれます。強く押しながら揉むように刺激を与えます。

 

ひざのお皿の骨から指4本分くらい下、向こうずねのすぐ外側にあるツボが「足三里」で、便秘だけではなくお腹の病気全般に効くようです。グリグリとこねるような感じで押します。

 

また、ヘソの左右、指幅 3本分ほど外側、さらに指幅3本分ほど下がったところにあるツボが「大巨」で、便秘だけではなく、むくみや腹痛など消化器系の症状に効きます。親指でやさしく押すようにします。

 

さらに、ヘソの左右、指幅3本分ほど外側にあるツボが「天枢」で、排便を促す効果があります。左右同時に、お腹が軽くへこむくらいにやさしく押します。